ハツコイ
「はぁい、ご注文の品で~す
ごゆっくりどうぞ~」
ドンちゃんがお菓子を置いて、さっさと去っていった
「…私…ホントにこれでよかったのかな…??」
忠義を裏切ってまで自分の気持ちを貫いてもいいのかな??
「瑠美、忠義はね、アナタが本当に好きだから、瑠美にホントの気持ちを気づかせたのよ??
それも愛の一つのやり方なの
…だから、そんなこと言ったら忠義が泣いちゃうわよ」
ふふっと美麗は笑う
じゃあ、私は自分の気持ちを貫いてもいいの…??