ハツコイ

「ごめんね…ありがと
助かった」

ニコリと私は微笑む
でも昂は厳しい顔になり、背の小さな私に目線を合わせた

「一人で帰るな
危なすぎる
一人で帰るときは俺を呼べ」

「えっ!?」

思ってもみない言葉が私にふってきた

「返事は??」

「…わかった」

ヤバイ!!
顔ニヤけてないよね?!

どうしよ!!
嬉しすぎるよ!!

「じゃあな」

「気を付けてね
ホントにありがとう
おやすみなさい」

「ん」

昂は最後にポンポンと私の頭を撫でてから帰っていった

…期待していいの…??


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