ハツコイ

久しぶりにダッシュ!!

しんどい~!!

「あれ??」

後ろからチリンチリンとベルを鳴らされ顔を向けた

「お前も遅刻??」

「忠義…」

あれからちょくちょく話すようになった

まぁ…幼なじみだからね…

「仕方ねぇな~
…ほら後ろ乗れよ」

忠義はクイッと後ろに親指をやる

「重いし良いって」

「時間ねぇんだから早く乗れって
お前、これ以上遅刻したらヤバイんだろ??」

クククッと笑われる

「ほら」

ガンガンと後ろの荷台を叩く

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