ハツコイ

いつの間にか…私の目からは涙がボロボロと流れていた

…何で私…泣いてるんだろう…

自分でもわからない…

「…ごめん…」

そう言って昂は私を腕の中へ…

「えっ!?…」

急に、そんなことをされた私は思考回路が止まった…

「…怖がらしてごめん…」

私は首を横に降る

「…俺、お前が…好きだ…
…どうしようもないくらい…好きだ…」


「…えっ!?」


スキー…??

杉…??

好き…??

えぇ!?!?


そんな事を考えている私を置いて昂はまた、言葉を続けた

「…俺、お前にシカトされて気付いた…
多分…前から瑠美が好きだった」

…そうなの??