ハツコイ
「冗談じゃないわよ!!
昂が付き合っていいのはこの私なの!!」

いきなり、ヒステリックに声を上げたかと思うと、果物包丁を上から下に振り落とした

「キャアッ!!!!」

間一髪…

後一センチ足りなかったら私は刺されていた

逃げなきゃ…

勢いよくドアを開けたが怖さのあまり、足が絡まって廊下に転けた

「キャッ!!」

「……ツグミもアンタも死ねばいいのよ!!」

「ピシャーン!!」大きな音をして雷は何処かに落ち、学校が停電になった

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