ハツコイ
私が…この恋をしてしまったから罰が当たったんだ…
仕方ないのかもしれない…
大丈夫…少しの間だけ一緒に居れたんだから…何も悔いはない…
「――…最後よ――」
こんな状況に今置かれているのに、私は、平常心でいる事にビックリ…
「ピシャーン!!」とまた光り、それが合図かのように、亜樹さんは上から下に果物包丁を振り落とした
その姿は…鬼だった…
私は無意識の内に顔に手を覆った
「――…ッ!!」
――…あれ――??
…痛くない…