ハツコイ

‡昂side*゚

瑠美…ごめん…

また俺のせぇで怖い思いさせた…


この前…お前を守るって決めたのに…俺…何にも守れてねぇな…

そっと俺の腕の中で寝ている瑠美の頬に触れる


あの時、不意に俺は廊下の窓から向かい側の校舎を見ると
空き教室から瑠美が慌てて出てきたから、何かオカシイなと思って翌々見てたら…

次に亜樹が出てきて手に光るもんがあったから
もしかしてって思って急いで行ったら俺の予想は的中していて…


実はあの時…足が動かなかった…

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