ハツコイ

また…大切な人が無くなってしまう…って思うと怖くなった…


でも…今は俺は助けてやれる

ツグミは助けてやれなかったけど…瑠美は俺の手で助けてやれる…

そう思ったら勝手に足は動いてた


ツグミ…俺…お前が言ってたことわかったから…

だから…もう、心配しなくていいから…

ゆっくり…眠ってくれ…

俺は…これからも、ツグミは忘れねぇから――…


さっきまですごい勢いで降っていた雨は嘘のようにやみ、日が出てきていて青空が広がりかけている



青空の向こうには虹が出ていて、ツグミが喜んでいるように見えた――…



‡昂side*゚ End
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