ハツコイ
「入ってねぇけど…
多分…イブは夕方からしか無理っぽい…」
「わかった
夕方から開けといてくれる??」
「ん」
また昂との新しい思い出が出来た…
「じゃあ、俺出掛けるわ
友達んとこ行ってくるから
帰りは六時くらいには帰ってくっから
ラブラブなとこ邪魔してすみませんでした」
ペコリと頭を下げてニシシと悪戯っぽく笑った
秀琉の奴また余計な事言って…
「…わかった、母さんに言っとくよ」
「じゃな~
昂さん、さよなら」
「さよなら」
そう言って、秀琉はパタンとドアを閉めて出ていった