ハツコイ
服やパジャマ、手土産が等が入っている荷物を持って玄関を開ける
「おはよ」
「はよ」
「行こっか」
「ん
鞄、貸して」
「えっ!?
いいよ、別に
軽いし」
「いいから」
ヒョイッと私の荷物を持った
「ごめんね、ありがと」
「いいえ」
なんだか昂が疲れているようにみえる
気のせいかな…??
十分くらい歩くと昂の家のパン屋さんが見えてきた
「いらっしゃい!!」
ドアを開けると同時におじさんの威勢の良い声が聞こえてくる
元気そうで何より…