ハツコイ
†thirtytwo
「おっ、おかえり」
私達、二人に気づいてくれたおじさんが笑いながら出迎えてくれた
「ただいまです」
「親父、クリスマス会まだ??」
「もうすぐしたら招待客が来ると思うだべ――」
おじさんが言い終わる前にお店のドアが開く
「よっ!!おっちゃん!!」
そこには見慣れた二人が立っていた
「えっ!?
幸樹と向日葵…??」
「幸樹に今日、誘われてん
なぁ~??」
「おぉ、昂に誘われてたんだけどよ、俺だけ行くのは抵抗あってさ」
嬉しそうに微笑む向日葵と幸樹…
もしかして…もうデキてるの…??