ハツコイ

少し沈黙…

「あぁ!!
兄貴の言いたいことわかった」

「えっ!?」

私、全くわかんないんだけど…

「ゴミだよ
ゴミが前髪に付いてたから取ってあげただけ
別にいかがわしい事なんてしてないから」

彪牙くんはそう言い「ほら」と昂に髪に付いていたゴミを見せた

「ホントか??」

まだ怪しんでる

「ホントだよ」

「マジだから
第一俺、別に秀琉の姉ちゃん好きじゃないし
可愛いって思ってるだけで恋愛感情とかないから
俺、人の女取るほど女に困ってないから」

相当モテるんだね…

てか私、可愛くないから…

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