ハツコイ

その当時、私は忠義と付き合い始めていた

やっと両思いになれて浮かれていたのがダメだった

佐藤さんは私達が付き合う前から忠義を狙っていた

でも私は、忠義は絶対に離れていか無い!!と言う根拠のない自信があった

昔からの付き合いだから…
ただ…それだけ…

でも現実は違った…

……彼女の目の前で彼はキスをしていたのだから――…


私は勢いよく忠義の家から飛び出し、自分の部屋に駆け込んだ

それでもバカな私は忠義は追いかけて来てくれると信じていた


でも…そんなことはなく私は涙が渇れるんじないかと思うまで泣き続けた

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