ハツコイ

確かに…
昂がおじさんみたいによく喋る人だったら家の中五月蝿いよね

「あ、そーだ
お茶かコーラどっちがいい??」

雑誌をパタンと閉じ顔を上げ私に視線を合わせて昂が聞いてきた

んー…あれだよね
飲み物何がいいって事だよね

「…お茶がいいかな」

「わかった」

「ありがとう!!」

「ん」

そう言って昂は部屋を出ていった

よーく部屋を見渡す
窓は二つあって、一つ目の窓の近くには勉強机がある
二つ目はベットがあってさっき昂が寝転んでいる場所だった

< 84 / 484 >

この作品をシェア

pagetop