生まれ変わっても…
だから私は、

「家臣を大切にしないあなたを私は理解できない。」

と、言った。

そしたら、

「だろうね。
でも、僕からしてみればただの捨て駒の家臣を大切にする君の方が理解できない。」

と、言われた。

「お前、気に入らない。」
「でも、僕は気に入ったよ!?
桜姫!!
また逢おうね」

と、言われたが逢う気も何もなかった私は、

「誰があんたなんかと…」
と、言い返した。

それから、刹魔の連中は自分たちの国に帰って行った…
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