生まれ変わっても…
皆が泣いていた…

父様も母様も…

そんな中、父様が話し出した。

「私は一国の主だ。
だから、櫻美を守らなくてはならない。
だが…一国の主である前に桜姫という娘の父親でもある。
だから、娘を渡したくない、戦争もしたくない…
どちらも選ぶことができぬ…
だから辛いのだ。
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