僕の彼女は魔法使い☆
『おい!!』
「きゃっ!!」
いきなり声をかけられた。
『おい、テメエ!…ってあ!!お前転校生の!!お前いい度胸してんじゃん!』
私は誰だかわかっていた。
優巍莉湊真だ。
優巍莉は悪魔のようにニヤリと笑った。
『てゆーか、お前のせいで、女に逃げられたんだけど。いいとこだったのに。
…あ!!それとも、お前がヤラせてくれんのぉ!?』
「あ…の私…何も見てませんから!何も聞いてませんから!」
と言って逃げようと思って走った瞬間!
「うわぁ!!」
グイッと腕を引っ張られた。