-Whale Boy-③ ホエールボーイ3 中学時代編
「も、森戸!」

牧田は驚いた。

四味は怒りながら。
「何や!また半殺しにされたいんか。」
「お前自身は何も出来ないくせに、ふざけんなよ。」

春己は虎の威を借る 四味の態度が気に食わなかった。

「お、お前なんか俺一人でも、半殺しにしてやるわ。」

「ふ~ん。小学校時代からのハッタリの四味さんがねぇ。」
春己は四味を挑発した。

「てめぇ一回あの世行けやー」

四味は怒り狂って、 春己に殴りかかたた。

春己の口から、血が流れ出していた。
牧田は心配そうに
「も、森戸!」

血を流しながら、
春己は喋り始めた。
「これで満足か?四味!」

「お前はそうやって小学校時代から、何人もの子を傷つけ、ある時は騙したりもしたんだよな。」

「う、うるせー、ここれ以上俺の事馬鹿にしたら、高校行ってるアニキ呼ぶぞ。」

「俺の記憶が正しければ、アニキは確か、凄く良い人だったよ。こんなしょうもない喧嘩には付き合わないと思うけどな。」

後ろから、小山内が歩いて来た。
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