-Whale Boy-③
ホエールボーイ3
中学時代編
部長全員自己紹介が終わると、美貴は、深刻な表情になった。
「私友達いないんです。」
「えっ!」
部員全員は驚く。
「私なかなかこっちに馴染め無くて、友達作りたいんですけど、上手くいかなくて、いつもひとりで音楽聴いてて…その事を機にクラスでもジミッキーって渾名つけられて…もう、学校に居場所無いのが辛くて…」
「まあ、ここの部長もジミやから、わかってくれると思うよ。」
「お前ちょっとだまれ。」
小山内が口を挟んだ。
「私友達いないんです。」
「えっ!」
部員全員は驚く。
「私なかなかこっちに馴染め無くて、友達作りたいんですけど、上手くいかなくて、いつもひとりで音楽聴いてて…その事を機にクラスでもジミッキーって渾名つけられて…もう、学校に居場所無いのが辛くて…」
「まあ、ここの部長もジミやから、わかってくれると思うよ。」
「お前ちょっとだまれ。」
小山内が口を挟んだ。