-Whale Boy-③ ホエールボーイ3 中学時代編
「あ、ごめんごめん俺、B組の牧田大介って言うねん。」

「マキタ?」

「マキターミネーター」

小山内はふざけた。
「何やねん。幼い」
牧田は笑いながら、 ふざけた。

「これからマキターミネータって呼んで良い?」

「黙れ!幼いロン毛」
「ははははは」

春己は笑った。

「何がおかしいねんモリー」

牧田が言った。

「モリーっておい…」
「マキターミネータ95」

小山内はますます調子に乗ってふざけた
春己は大笑いした。
出会ってわずか
10分足らずで、ここまで馴染めた友達は居なかった。

牧田大介とは、魅力ある奴だ。

小山内 愛人もまた、そうであった。
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