愛の言葉~俺は君に恋をする~【短】


長いキスの後。


やっと亜矢の唇を離すと、彼女は苦しそうに肩で息をして…少し涙目になって呟いた。


「は、悠斗…長すぎ…!息続かないよ…」


…もしかして息止めてんのか?


「ちゃんと息してる?」

「い、息出来ないじゃん…」

「ふ。鼻で息すりゃいいんじゃね?馬鹿だな」


驚いた顔をした亜矢をいい事に、俺はまた顔を近づけた。


「もう一回。練習な」

「は?ちょっと、待っ…」


亜矢に深いキスをしながら、少し緩んだ彼女の指の間に俺の指を滑り込ませた。


ちょっと位いじめたっていいだろ?


俺だっていつも理性保つの大変なんだっつーの。


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