君がいたから、僕がいる
下を見てみるとそこには


クッション代わりになっていたさっきのバスケットボールの少年。



「はっ!!!!(こっちがノックアウトやん!)」




バスケットボール少年は起き上がり


「っ…痛ってぇ…つか重っ」




禁句用語発激。


ゴっ



そして柚依のスーパーパンチ。



「誰がやねん。」




「いってぇ…つか、どいてくれん?」




「あ、ごめん!えっと…」





「些柄将。(サガラショウ)」



その少年はさっきバスケットボールを回していた人だった。
ぱん②と自分の服をはらう。



「あ、ども」


普通に挨拶をする私。


「あ、ども…」

「えっと…すいませんでした。」



「?どこ向いて言ってるの?」



「え?!」



柚依が前をよくみると将とは反対の場所にいたハゲ親父。

「あ!ごめんなさいっ!間違えました!」




と、体を90度に回して将の方を向き、改めて



「すいませんでした…」


「あ…別にいいけど…ね、君目見えないの?」


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