君がいたから、僕がいる
「あ…はい。生まれつきで…。」



「そうなんだ。で、名前は?」




「柚依です。鈴崎柚依。」




「ふーん。じゃ、俺部活だからこれで。」



将は下に落ちているボールとカバンを手にとり紙に何かを書き、柚依に渡す。


「え?これ…」




「俺のメアドと携番、これも何かの運だろ?何かあったらいつでもメールしてきなよ。」



「あ、ありがと。」











これは本当に運なのか?







もしかしたらこの出会いは






悪夢かも






と思っても 良かったのかもしれない。
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