君がいたから、僕がいる
祭
##############「お母さん、この浴衣小さいよ~…」
紫陽花柄の浴衣を身に纏い、両腕をあげながら母に向かって何かを言う。
「あら、やっぱり中学生のやつは小さいね~新しいの買わないと…。」
7月7日は弁天島の花火大会。
その時に着ていく浴衣を今日は5年ぶりに試着してみた。
やっぱり5年もたつとサイズが合わない。
「あ、買いに行くならついでに下駄も買ってよ、多分あれも小さいんじゃない?」
「そうね、けど、あの下駄二回ぐらいしか履いてないから捨てるのもったないねぇ。」
「じゃあ近所の篠臥瀬さんにあげれば?」
紫陽花柄の浴衣を身に纏い、両腕をあげながら母に向かって何かを言う。
「あら、やっぱり中学生のやつは小さいね~新しいの買わないと…。」
7月7日は弁天島の花火大会。
その時に着ていく浴衣を今日は5年ぶりに試着してみた。
やっぱり5年もたつとサイズが合わない。
「あ、買いに行くならついでに下駄も買ってよ、多分あれも小さいんじゃない?」
「そうね、けど、あの下駄二回ぐらいしか履いてないから捨てるのもったないねぇ。」
「じゃあ近所の篠臥瀬さんにあげれば?」