キミがスキ
第5話
空
「・・・彼女って咲山?」
「あっそっか。
2人とも西中のバスケ部じゃん!」
「そーそー同中。」
「久しぶり。」
「う、うん//」
「えーーー絵梨の知り合い?
あたし里美っていいまーす♪」
「で、もーやっちゃった?」
恭平が後ろから
私と北山くんに抱きつきながら
聞いてきた。
「!!」
「なっ・・なななっ」
「昼間っから
ラブホ直行すか?」
「行かないよ!!!」
(いやだ。いやだ。
逃げたいーーー・・・・)
「はいっセクハラは
そこまでー。」
「あとは若いもん同士
よろしくやって。」
「!?」
「あたしたちは退散しまーす。」
「行きますよおじいさんっ。」
ズルズル
「あっ!?なんだテメ。放せッ」
「・・・・・」
(恭平、里美ちゃんに
つれていかれちゃった。)