キミがスキ





(・・・・やられた。)




「ぶっ。くくくッ。
いい反応。スナオな奴だ。」



ポタポタ・・・・



「恭ーー平ーー」



(ったく恭平はっ!!)



「そーゆー奴だよあんたは!!
ふくもんないじゃんもー。」



私がもらったジュース炭酸で
恭平のイタズラでそのジュースは振られていたのだ。



おかげで髪も顔も
びしょびしょだ。



「ヤメレ、ヤメレ
ごめんて。ティッシュ!!ほら!!。」


「・・・・・」



「あーーけっこーかかってんな。」

「わりーね自慢の髪に。」



そう言った恭平は
私の濡れた顔をティッシュで
優しく拭いてくれた。




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