ファーストラブ~4歳の差~
―――……
「それじゃ、またな!
波哉太、歩波!!」
涼君は靴を
履きながら言う
「おう!また来いよな」
「じゃあね、涼君!」
私は涼君に
バイバイと手を振る
「お邪魔しました~」
―バタンッ
涼君は家から出ていった。
私は階段を上り
自分の部屋に
入っていった。
―バフッ
そしてベットに
寝転がった。
「楽しかったなぁ…」
涼君が来てくれて
でも…
いつになったら
私の事を
“妹”じゃなくて
“女の子”として
見てくれるのかなぁ…
私はそんな事を
考えていた。