ファーストラブ~4歳の差~
「ごっごめんね!!
ずっと隠してて…
私…私…ッ」
私が訳を話そうとすると
「亜姫や爽華達には
言わないから大丈夫だよ!
それに私歩波のこと
応援するからさッ」
「えっ?」
「確かに高校生のこと
好きになっても
希望<のぞみ>は
無いかもしれない…
でも、いつかきっと
叶うって!!
まぁ小6の私が
言うのも
アレだけど…(笑)」
やっぱり真奈は凄い
すぐに人の気持ちを
読みとるというか…
「だから頑張ってね!!」
「うん、ありがとう真奈!! 私頑張るね」
「じゃあね!
私帰る方向あっちだから
あとでメールするね」
「わかった。
バイバイ真奈」
私は真奈に手を振った
「バイバーイ♪」
そして真奈も
私に手を振り返した