きみ、いとほし〜幕末純愛抄〜
「おう、華。朝ご飯の片付けが終わったら、一度部屋に来てくれ。この前は顔合わせだけだったし、もう一度、山崎に会わせるから。」
救護班の責任者となった翌朝、ご飯を持って行った時に土方さんに言われた。
「分かりました。急いで片付けて行きますね。」
私はそう返事すると、食事の用意に戻った。
山崎さんか・・・
この前は挨拶しただけだったし、普段、屯所で見かけることもないし、どんな人なんだろう・・・
確かご実家は大坂で鍼灸医をされていると聞いたけど。
私は山崎さんはどんな人だろうと考えながら仕事をしていた。
一緒に仕事をしていくんだから、総司や平助くんみたいに仲良くなれたらいいな。
考え事をしていても、手はいつもより早く動かし、急いで片付けを終わらせると土方さんの所へと向かった。
救護班の責任者となった翌朝、ご飯を持って行った時に土方さんに言われた。
「分かりました。急いで片付けて行きますね。」
私はそう返事すると、食事の用意に戻った。
山崎さんか・・・
この前は挨拶しただけだったし、普段、屯所で見かけることもないし、どんな人なんだろう・・・
確かご実家は大坂で鍼灸医をされていると聞いたけど。
私は山崎さんはどんな人だろうと考えながら仕事をしていた。
一緒に仕事をしていくんだから、総司や平助くんみたいに仲良くなれたらいいな。
考え事をしていても、手はいつもより早く動かし、急いで片付けを終わらせると土方さんの所へと向かった。