きみ、いとほし〜幕末純愛抄〜
「なぁ。芹沢先生、どこ行かはったん?」
私が黙っているとまたお梅さんに聞かれた。
「分かりません・・・」
私は芹沢さんの居場所なんて知らないので、そう答えた。
「そうか。ほな、芹沢先生のお部屋で待ってるさかい上がらしてもらいます。」
そう言うとお梅さんは芹沢さんの部屋へと向かった。
「チッ。あの女、また来やがったのか。」
急に背後から聞こえた舌打ちと声。
「土方さん。」
振り返ったそこには、土方さんが立っていた。
私が黙っているとまたお梅さんに聞かれた。
「分かりません・・・」
私は芹沢さんの居場所なんて知らないので、そう答えた。
「そうか。ほな、芹沢先生のお部屋で待ってるさかい上がらしてもらいます。」
そう言うとお梅さんは芹沢さんの部屋へと向かった。
「チッ。あの女、また来やがったのか。」
急に背後から聞こえた舌打ちと声。
「土方さん。」
振り返ったそこには、土方さんが立っていた。