きみ、いとほし〜幕末純愛抄〜
「せやな。んな、明日は四条大宮近辺で新撰組縁の地巡りでもしよか。」



私も頷く。


「ありがと。さ、ケーキも食べたし大体の予定も決まったし帰ろうか?」


馨が席を立つ。







私たちは会計を済ませて、帰ることにした。



帰りのバスでは他愛ない話ばかり。




この時、私は知らなかったんだ・・・



京都へ行く事で、私の運命が大きく変わるなんて・・・


ねぇ・・・
忘れててごめんね?


あなたはちゃんと探しててくれたんだね・・・
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