きみ、いとほし〜幕末純愛抄〜
そう・・・
とりあえず今は考えたってしょうがない。


早く準備して待ち合わせ場所に行かなきゃ。


私は急いで準備をして待ち合わせ場所である大阪駅に向かう。


駅に着くとすでに馨と涼は来ていた。



「おはよ〜。」


私は馨と涼に向かって手を振りながら言う。



「沙夜、おはよ。ちょうど電車来るとこやで。」


涼が手を振り返しながら言う。



「沙夜も来たし、丁度、電車も来るし行こうか。」



歩き出しながら馨が言った。


「うん。」


頷いて私と涼もホームに向かって歩き始めた。


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