きみ、いとほし〜幕末純愛抄〜
「何でだろ・・・分かんないや。」


「大丈夫?どっか体調でも悪いん?」


涼も心配して聞いてくれる。


そういえば・・・

あの声を聞いた後から何だか少し、頭痛がする。


「ん〜・・・ちょっと頭痛するけど大丈夫やで。目にゴミでも入ったかな。」



私は不安そうにしてる2人に心配をかけないように笑いながら言った。



「「そう・・・」」


「さ、次はどこ行くん?」


私は明るく振る舞いながら2人に聞いた。


何だか怖い・・・


でも、懐かしい・・・


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