きみ、いとほし〜幕末純愛抄〜
翌日、近藤は知り合いに頼み、女中を1人連れて来た。




「初めまして。宮下華と言います。よろしくお願いします。」


私は壬生浪士組の中でも近藤一派の皆さんのお世話をする事になり、幹部の皆さんに挨拶をした。



「華くん。私が局長の近藤勇だ。男所帯で大変だと思うがみなの世話を頼む。」


まずは局長である近藤さんが挨拶する。


うん。
優しそうでお父さんみたい。


「土方だ。」


土方さんの挨拶はたった一言。


う〜っ。怖い(泣)

それに無愛想・・・



「こら、トシ。ちゃんと挨拶せぬか。」


近藤さんが土方さんに言うけど土方さんは無視。


< 26 / 187 >

この作品をシェア

pagetop