きみ、いとほし〜幕末純愛抄〜
3人でバスに乗り込み一番後ろの座席に座る。



「なぁなぁ。沙夜、明日予定ある?」


馨が聞いてくる。


「明日は何も予定ないで。」


私は答える。


「じゃあさ、明日、京都行かへん?」

涼が言う。


「京都?」


「そう!さっき、馨とも話しててんけど、ぅちら遊ぶ時はミナミか梅田やし、京都って行かへんやん?やから、大学通う前に京都探索でもしようと思って」


馨と涼と私は同じ大学に合格した。


「確かに・・・京都って普段、行かへんもんなぁ。うん♪行く!」


京都ってお隣だけど行かへんからねぇ・・・


大学に通う前に地理とか素敵なカフェとか知っとかんとね!




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