きみ、いとほし〜幕末純愛抄〜
「あ。総司、お華ちゃんおかえり〜。」
屯所に着くとちょうど、見廻りに出る所の藤堂さんと会った。
「ただいま、藤堂さん。」
「平助、今から見廻り?」
私と総司はほぼ同時に言った。
「うん。そうだよ。何か総司ばっかりずるいなぁ。お華ちゃんと仲良くて。総司って呼んでるし。」
少し拗ねた表情で藤堂さんは言った。
「あはは。平助、拗ねてる〜。」
総司は藤堂さんには敬語を使わない。
やっぱり年が近いからかな?
「もう。何だよ、総司!お華ちゃん、僕の事も藤堂さんじゃなくて平助って呼んでよ。総司みたいにさ。」
屯所に着くとちょうど、見廻りに出る所の藤堂さんと会った。
「ただいま、藤堂さん。」
「平助、今から見廻り?」
私と総司はほぼ同時に言った。
「うん。そうだよ。何か総司ばっかりずるいなぁ。お華ちゃんと仲良くて。総司って呼んでるし。」
少し拗ねた表情で藤堂さんは言った。
「あはは。平助、拗ねてる〜。」
総司は藤堂さんには敬語を使わない。
やっぱり年が近いからかな?
「もう。何だよ、総司!お華ちゃん、僕の事も藤堂さんじゃなくて平助って呼んでよ。総司みたいにさ。」