きみ、いとほし〜幕末純愛抄〜

明日から自由登校だから今日はこのＬＨＲだけ。


先生が卒業式についての説明してる。


でも、私は先生の話を聞いてても上の空・・・


だってあの夢の人が気になる。


何でだろう・・・


今日はなんだかすごく気になる・・・


明日、京都に行くから？


京都に行けば何か分かるねかな・・・？




「よ〜し！いいかぁ。明日から自由登校だからってハメ外すなよ〜。卒業式は遅刻せず、ちゃんと来いよ〜。」




私は先生の声にはっとする。


どうやら私はＬＨＲの間中ずっとあの夢について考えてたみたいだ・・・



「起立〜、礼！」



あいさつをしてＬＨＲは終わった。