会長×会長☆俺、副会長。
「会長、ごめん」

「何が」

「さっきの事」

「それが?」

「だから、アイツのやり方の方が
 良かったって言って」

「でも、それって事実でしょ?」

ホントはそっちが良いんでしょ、
私のやり方じゃダメってことじゃん?
そんな言葉に圧倒されそうになる。

「あの元会長の前で…
 反対できる訳ないだろ」

「ふーん?」

話し始めると時間の流れは
急激に早くなるらしい。

話途中のまま、家についてしまった。


明日も生徒会だ。

せめて今日中に仲直りしたかった、
なんて馬鹿なことを考えてみた。
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