会長×会長☆俺、副会長。
バイバイと言われたが
会長は意外とすぐに戻ってきた。

「早いな」

「うん、あんましつこくなかった」

きっとその男子もダメ元で告ったんだろう。
…期待する奴の方が余程少ないはずだ。


「じゃぁ帰ろっか、さくらちゃんも」

「じゃぁな、鈴木、天野」

「お疲れ様でした!」

会長と倉崎と俺の3人で帰る。

今は5月。
6時になってもそこそこ明るい。
ちなみにレクは6月だ。


「明日は何すんだっけ?」

「委員会用のプリント作って
 ゲームの準備もして…まぁ色々」


「じゃぁ、また明日」


俺の家より手前に
倉崎と会長の家があるから最後は1人になる。

今は6時20分、暗くなりかけていた。

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