友情と恋。
最高の入学式
ついに入学式・・・。うまくいくかわかんないケド、とりあえず頑張ってみよう。
わぁ・・・。やっぱりかわいい子ばっかりだ・・・。ちょっと自分浮いてる?
今私は真っ黒だった髪をクリーム色に染めてゆるく巻いている。スカートはカーディガンからちょっと見えるくらいに短くしてみた。な、なれないな・・・。生足が・・・。
あ・・・、あの子かわいい・・・。その子は私よりちょっと黒いくらいのこげ茶の髪に髪と合った色のカーディガンから私より短い丈のスカート。すごく優しそうな顔してる。話しかけてみようかな。と思ったとき彼女がこっちに近づいてきた。
「あれぇ!?まぢで高1!?見えな〜い!!ウケるんだけど!!」
私は高校生ではめずらしい173センチという長身を持っていた。えっ!?えぇ!?イメージと全然違う・・・。この子苦手だな・・・。
「あ・・・うん・・・。めずらしいよね・・・この身長・・・。」
「友達になれそう!!よろしく!!アタシの名前は、天野萌!!よろしく!!」
「私は田中舞可。よ・・・よろしく。」
・・・でも親しみやすいかも・・・。
「あっ!!クラス表配ってる〜!!見に行こッ!!」
「うん。」
私はっと・・・。あった・・・!!えっと1年C組か・・・。萌ちゃんは・・・。
同じクラス・・・だ。ちょっと安心。
「あぁ!!舞おんなじクラス!!やぁったぁ!!」
ま・・・、舞って・・・。
「そうだね、萌ちゃん。」
「萌ちゃん〜!?気持ち悪いな〜。萌でいいって!!わかった!?」
「うん。改めてよろしくね、萌!!」
てな感じで学校生活はスタートしたのだった。