イジワルな俺様の秘密ライフ


我も続けとばかりに、ずらずらと行列が出来ていく。



私と大地の腕を引っ張る先生を筆頭に、

私に声を掛けた男子、

その他大勢の男子が廊下を一列に進軍している。



先生が生徒の波をかき分ける度に、ひとり、またひとりと列に加わり、増殖していく男子。



「早くしろよ」

「後ろつかえてんだからよ」

「ちゃっちゃと告白しろよ」



うん。

ま る ぎ こ え だ 。



「早くしねぇと1日のノルマ終わんねぇだろ」

「ったく、海翔さまももうちっと告白しがいのある可愛い子にしてくれりゃあいいのに」

「全く。どんな拷問だよ」



おまえら、

ちょっとこっちに来いやぁぁぁぁあ!!!!


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