~近距離恋愛~
わたしは少しの間、
呆然と立ち尽くしていた。



「ははっ、安心しろよ。
変なことするつもりは
ないからさぁ」


圭祐が
普段の表情に戻る。

わたしの心にも
余裕が戻った。



「笑って
ごまかさないでよー。
わたしはアイスを
食べに来たのに。
騙して連れてくるとか
誘拐じゃん、誘拐犯」
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