ちぎりぐもパラグライダー



ふと、そんな考えが頭をよぎる。


将大の予言は私だけに与えられた猶予なのだけれど、本当に地球が滅亡するならば、私はあとの15分をどう消化するだろうか。


このまま亀のままで終えてしまうのはあまりにも、もったいないだろう。


私は・・・。


将大のチャンスを活かすのか?




その時だった。


プルプルプルプル..........


不意に携帯が空虚の中、鳴る。
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