最初で最後
どうすることも出来なくなったあたしは、
しょうがなく環の教室を後にする。
次の授業は数学。
もちろん、環の事で頭がいっぱい。
数字なんて頭には一切入ってこない、と思う。
もう、屋上でさけびたい位だ。
でも生憎今日は屋上のマスターキーを、
俊也に貸してるし、菓子も持ってない。
…どうしたもんか。(2回目)
「開いてると、いんだけど…」
ダメ元で屋上へ続く階段をしょぼしょぼと歩く。
もう少しで扉が見えるってトコで、風が吹き付ける。
鍵は開いてるらしい。というか、扉自体開いてるらしい。
あけっぱなしって…先生とかに見つかるじゃん。
そうするとあたしのマスターキーが危ない…。
職員室から盗んできたのに…!
わざわざ合鍵まで作って、職員室においてきたのに…。
「うっわ…!風強い…」
しょうがなく環の教室を後にする。
次の授業は数学。
もちろん、環の事で頭がいっぱい。
数字なんて頭には一切入ってこない、と思う。
もう、屋上でさけびたい位だ。
でも生憎今日は屋上のマスターキーを、
俊也に貸してるし、菓子も持ってない。
…どうしたもんか。(2回目)
「開いてると、いんだけど…」
ダメ元で屋上へ続く階段をしょぼしょぼと歩く。
もう少しで扉が見えるってトコで、風が吹き付ける。
鍵は開いてるらしい。というか、扉自体開いてるらしい。
あけっぱなしって…先生とかに見つかるじゃん。
そうするとあたしのマスターキーが危ない…。
職員室から盗んできたのに…!
わざわざ合鍵まで作って、職員室においてきたのに…。
「うっわ…!風強い…」