光る道
携帯を開き、保存してる画像を出す。





そこには、ぐっすり眠る、薫の顔があった。




私が、寝てる彼を、こっそり撮った写真・・・




子供みたいで、めちゃくちゃ可愛い…




自然に笑みがこぼれる。





それから画面に出したのは…





彼の携帯番号…





声が聞きたい…




いつもみたいに『おぅ! 夕希!』って言ってほしい…







「かおる… かおるぅ… 会いたいよぉ・・・・・」





私は携帯を握りしめ、うずくまって泣き続けた。






やっぱり私はバカだ・・・




彼をこんなに好きだった事、今ごろ気付くなんて・・・・・



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