光る道
こうするしか、なかったのか?
何で一人で勝手に決めんだよ…
俺ってそんなに頼りない?
あいつも、あの生活を気に入ってくれてると思ってたのは、俺の思い過ごし?
全身の力が、一気に抜けた・・・
「直人、どうした? 外まで声が聞こえてたぞ。」
ノックして、マネージャーが入ってきた。
「夕希が… 部屋出たんだって…」
思わず言ってしまった。
「そう・・。 それ、僕が頼んだんだ。」
「はっ?」
意外なセリフに、次の言葉が出ない。
「彼女の写真が事務所に送られてきた。 ほとぼりが冷めるまで、しばらく部屋を離れてほしいと頼んだ。」
「でも、あいつは誰にも言われてない、自分で決めたって…」
「うーん・・・ 僕は、これは一時的なもので、また戻ってきてもらうように言った。
でも、もう戻らないと決めたのは、彼女なんだ。
だから、そう言ったのかな。
だけど、最初に出てほしいと言ったのは、僕だ。」
何で一人で勝手に決めんだよ…
俺ってそんなに頼りない?
あいつも、あの生活を気に入ってくれてると思ってたのは、俺の思い過ごし?
全身の力が、一気に抜けた・・・
「直人、どうした? 外まで声が聞こえてたぞ。」
ノックして、マネージャーが入ってきた。
「夕希が… 部屋出たんだって…」
思わず言ってしまった。
「そう・・。 それ、僕が頼んだんだ。」
「はっ?」
意外なセリフに、次の言葉が出ない。
「彼女の写真が事務所に送られてきた。 ほとぼりが冷めるまで、しばらく部屋を離れてほしいと頼んだ。」
「でも、あいつは誰にも言われてない、自分で決めたって…」
「うーん・・・ 僕は、これは一時的なもので、また戻ってきてもらうように言った。
でも、もう戻らないと決めたのは、彼女なんだ。
だから、そう言ったのかな。
だけど、最初に出てほしいと言ったのは、僕だ。」