光る道
「俺… いつからお前に惚れてたんだろうなぁ…」




天井に向かい、一人つぶやく。




友達が亡くなった時、必死に泣くのを我慢してるあいつを、抱きしめずにはいられなかった。




もっと前?・・・





風邪の看病をしてくれた時、そばに居てくれて、優しく触れてくれて、心が安らいだ。




いや・・・




初めて会った時から、気になってたかも・・・




だから、あんな条件出して、同居しようなんて言ったのかも…




まぁ、OKするとは思わなかったけど…




俺の一目惚れ?





「ありえねー!」




そう言って起き上がった。



でも…




やっぱり、そうかもな…





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