光る道
愛してる
翌日から、薫の仕事も再開となった。
私たちの生活スタイルは、以前とほぼ同じだった。
でも、変わった事もあった。
前は、お互いの行動なんて気に掛けてなかったのに、今は二人のスケジュールをカレンダーに書き込むようになった。
「今日も遅いのかな…」
私はカレンダーを見ながら、つぶやいた。
最近すれ違ってばかりで、何日も顔を見てなかった…
台所で洗い物をしてると、玄関の方で音がした。
「あれ? 今日遅くなるんじゃなかったの?」
リビングに入ってきた薫に声をかけた。
「あぁ。でも予定より早く終わったから、帰ってきた。 お前も家にいる日だったしな。
…何か、うまそうな臭いするんだけど…」
鼻をクンクンさせながら、彼が言う。
「あー。ちょっと作ったんだ。」
「まだ残ってる? 腹減ってるから、食わして!」
学校から帰ってきた子供みたい…
私は笑いながら、彼の分を用意した。
私たちの生活スタイルは、以前とほぼ同じだった。
でも、変わった事もあった。
前は、お互いの行動なんて気に掛けてなかったのに、今は二人のスケジュールをカレンダーに書き込むようになった。
「今日も遅いのかな…」
私はカレンダーを見ながら、つぶやいた。
最近すれ違ってばかりで、何日も顔を見てなかった…
台所で洗い物をしてると、玄関の方で音がした。
「あれ? 今日遅くなるんじゃなかったの?」
リビングに入ってきた薫に声をかけた。
「あぁ。でも予定より早く終わったから、帰ってきた。 お前も家にいる日だったしな。
…何か、うまそうな臭いするんだけど…」
鼻をクンクンさせながら、彼が言う。
「あー。ちょっと作ったんだ。」
「まだ残ってる? 腹減ってるから、食わして!」
学校から帰ってきた子供みたい…
私は笑いながら、彼の分を用意した。