光る道
「そりゃ… 欲しいけど…」




とまどいながらも、私の頬をなでてくれる。




「じゃあ… 作ろうか。」




今度は私から、抱きついた。




「いいのか?… 大丈夫?」




優しい彼の声が、胸を熱くする…





「大丈夫! 絶対…。 私も、薫の赤ちゃん欲しい。
あなたに… 抱いてほしい…」




そう言って、私からキスした。





もう迷いはなかった。 彼が愛しくて愛しくて、たまらない…


心も体も全部、彼のものになりたい。素直にそう思えた。






「じゃあ… この前の続き… する?」




彼が、いたずらっぽく笑う。




その言葉に私は微笑んで、うなずいた。







ベッドに横たわり、もう一度甘いキスをする…






「愛してる… 夕希…」




私を見つめて、彼が初めて言ってくれた。





「私も… 愛してる… 薫…」





涙が、頬をつたう…





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