光る道
「あのー… 欲しいとは言ったけどー。 昨日が、できる日とは言ってないとー… …ごめん…」




言い訳をする子供みたいに、上目遣いで話す私。




そんな私をジッと見てた薫は、プッと吹き出して私の頬を軽くつねった。




「まあ、いいか! よし!今日から毎晩しよう。 覚悟しろよ!」




その言葉で、今度は私が吹き出した。




「笑うな! じゃあ、今日の分を…」




そう言うと、私の首すじにキスしてきた。




「ちょっと待って… 薫…」



「ダメ… 俺をだましたから、待たない…」




寝起きだというのに、薫は一気に燃え上がってしまった。






その時、彼の携帯が鳴った。




「薫… 電話… 鳴ってる…」



「いいよ… ほっとけ…」


「でも… あっ…」




 二人とも、本気モードになりそうだった…





でも、携帯は鳴りやまない。





「あぁっ! もうっ!」




薫がイラついた声で、電話にでた。




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